ensemble CLEMENTIA
ごあいさつ

私は我孫子市に住んで30余年―その期間も含めて35年間、シンフォニーオーケストラの首席フルート奏者として過ごしてまいりました。退職して5年を経た今、長い間模索を続けておりました構想を、ここで皆様に御紹介できます事はこの上ない喜びです。

室内合奏団「クレメンティア」は、日本では「クラシック音楽」といわれている中の、とりわけ「古典」を中心に演奏します。1700年代後半から1800年代前半の近代の黎明期と思われる時代に生まれた名曲の数々(バッハとその息子たち、モーツアルト、ハイドン、ベートーベン等)は、その後の多くのポピュラー音楽も含めた音楽シーンの原点といえます。そればかりでなく、頂点ですらある、と申し上げても過言ではないと私は信じます。

大シンフォニーと比べて、少人数の室内楽は、響きのシンプルな透明さに満ちています。演奏者一人一人の音が埋没せずに聴き取れ、言い換えれば、顔の見える演奏が可能で、聴く側との一体感や親しみを生み出すことができます。一方、演奏者にとっては、演奏技術の練達と音色の美しさ、自発性、創造、アンサンブル能力の極限まで要求されます。もっとも、それは演奏者にとって、また聴く側にとっても、スリリングな楽しみではありますが。

今後、志を同じうする演奏家と、趣旨に賛同してくださったG.ボッセ、小林道夫両氏のご協力を得て、我孫子市を中心に周辺地域の「クレメンティア」を必要としてくださる全ての人々とともにコンサート活動を展開してゆきたいと考えております。皆様にぜひお聴きいただきたく、又、ご支援、ご協力を併せてお願い申し上げるしだいです。

団長 湯川和雄

最終更新日 ( 2007/04/21 Saturday 21:41:49 JST )